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Alpaca技術ブログ

AIと超高速データストレージを駆使して新しいトレーディングを創る

Capitalico開発アップデート #002

Alpaca CEOの横川(@_yoshyoshi)です。

今回のエントリーでも、既にCapitalico(キャピタリコ, URL: https://www.capitalico.com/)の招待リストに登録いただいた方にお届けした内容を、こちらのブログでも更新させて頂きます。

昨年末の開発アップデートからの進捗と、あと2ヶ月弱と迫ってきましたパブリックβ版の内容についてお知らせしたいと思います。

blog-jp.alpaca.ai

モバイルファーストCapitalicoの開発進捗状況

前回のアップデートにてモバイルファーストのサービスとして開発している、ということをお伝えしましたが、それが形になってきています。iPhoneをプラットフォームとして2月末をターゲットに、現時点ではデザインのフィックスからのフロントエンドの実装を行っております。バックエンドとDeep-Learning部分の開発は、昨年末のプライベートβ版をグレードアップする形で行っています。

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Capitalicoパブリックβ版で何を解決するのか

僕たちが目指す先は長いのですが、今回のパブリックβ版、特に2月末ターゲットのバージョンを"v1.0"と呼んでいますが、このv1.0が何を解決するのかを明らかにさせて下さい。

v1.0では、大きく三つのユーザーグループをターゲットにしてます。

  • テクニカル分析を用いて「為替市場」でチャート目視メインの裁量取引を行っている方に向けて、その方々による新たな取引ルールの開発または既存の取引ルールの自動化が、モバイルアプリのみで手軽に行えるようになります。為替の裁量取引ではチャートを目視することが必要であり、取引ルールの確立と実行を本人が手作業で行う必要があります。そのような手作業が主を占める、取引ルール作成時の仮説検証プロセスと、取引ルールの実行をお手軽にプログラミングを使わずに自動化することで、トレーダーの皆様がチャートを監視や分析したりする時間と労力を短縮します。

  • 既にシステムによる自動での為替取引を導入されている方に向けて、その方々がご自身で、プログラミングの知識を必要とせずにアルゴリズムを作成できるようになります。為替の自動売買では、既存のMetaTraderを使うことで取引アルゴリズムをプログラミングすることは可能ですが、複雑な取引ルールをプログラミングすることは簡単なことではなく、それが自動取引を行うに際しての大きなハードルとなっていました。Capitalicoでは、プログラミングを一切使わずに、チャート画面上で操作するだけで自動売買アルゴリズムを作ることが可能になっています。

  • 金融商品の自動売買や投資アルゴリズムに興味があるものの、実際のお金を入れることに躊躇していたり、プログラミングを書けないので始めたことがないという方に向けて、自分が持っているアイデアを簡単に投資アルゴリズムにすることが出来るツールを提供します。Capitalicoでは、複雑な専門知識を持たずにスマホ上のアプリで複雑な投資アルゴリズムを作れてしまいます。更には、そのアルゴリズムが実際の市場においてどのようなパフォーマンスを達成しているのかを確認できますので、為替取引に興味を持っている皆様に、投資やトレードを行うときの簡単なエントリーツールを提供することになります。

v1.0では、為替取引にのみ対応しているため、既存のMetaTraderでの自動取引システム開発を、一切プログラミングを使わずに、チャート上でのやり取りのみで行ってしまうもの、とご想像いただければと思います。しかもそれが、スマホ上で完結してしまう、ということでお手軽さをご想像いただけるかと思います。

2016年2月末リリース予定のCapitalico v1.0では何が出来るのか

iPhone向けにリリースされるv1.0の主な機能として、プログラミングを一切使うことなくチャート上の操作のみで、ユーザーが独自の投資アルゴリズムをスマホ上で作れる、ということを優先しています。以下に、v1.0でのCapitalicoの基本仕様を箇条書きにしてみました。

  • 対応資産クラス - 主要為替通貨7ペア(USD/JPY、EUR/USD、EUR/JPY、GBP/USD、NZD/USD、AUD/USD、USD/CHF)

  • エントリールール設定 - 単独通貨ペアの単独時間軸のチャート上での該当箇所選択によるルール設定

  • エグジットルール設定 - 利益確定幅と損切り幅を比率によってルール設定した上でのパフォーマンス最適化

  • 資金管理設定 - N/A

  • バックテスト - 過去10年間以上の期間に対するバックテスト(1分単位の値洗いに加えて1分単位での決済評価)

  • ライブテスト - 該当の為替通貨ペアに対してパフォーマンスを日々更新(1分単位の値洗いに加えてティック単位での決済評価、パフォーマンス画面への反映は最大1日遅れ)

  • リアルトレードでの使い途 - リアルタイムの取引シグナルをスマホでのプッシュ通知とメール通知(一部有料機能)

  • サービス対応機種 - iOS

まずは上記に挙げた問題を解決するために必要最低限の機能を揃えました。もちろん、様々なユーザーのすべてのニーズをカバーするために、不足している機能や設定もたくさんあります。多方面での開発がまだまだ必要ではありますが、さらなる拡大のための開発ロードマップと、Capitalicoの完成形については、今月末の1/26の週に予定している次回のアップデートにて詳細をお知らせいたします。

ご質問、ご意見等ございましたら、いつでも横川までお知らせください!!引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします!